血液検査
「血液学の二級検査士はどの本で勉強したらいいの?」と先輩に聞いたところ、こちらの本を薦められました(当時は第2版)。
認定血液検査技師もこの本を中心にしっかり勉強すれば大丈夫だそうです
検査工程ごとに詳しく書いてあります。私の苦手なフローサイトについても書いてあるのがいいですね!2級試験対策におすすめです。
2015年に出版された本です。これから血液検査を始める方、二級検査士受験をされる方におすすめします
雑誌ですが、こちらもおすすめです。タイトルの通り鏡検力が鍛えられます。
血液疾患との関連についてはこちらの本が絶対にオススメ。2017年7月に出版です。総論で造血器腫瘍の分類について、骨髄標本の見方、細胞表面マーカー、染色体・遺伝子検査について解説してあります。疾患別の各論では、MG染色、特殊染色、細胞表面マーカー、染色体・遺伝子検査について書いてあります。写真も豊富です。検査技師の為の本なので検査中心に大変よくまとまっている本だと思います。
14年ぶりに改訂された血液細胞アトラス。血液細胞の大辞典と言われています。個人で購入するには少しお高いので、検査室に必須な一冊として、検査室で買ってもらいましょう!
緊急検査におすすめの1冊はこちら。フローチャート式で本当にわかりやすいです。出版年も2019年と新しいです。
血液検査についても載っています。10年ぶりの改定版だとか。
なかなか「臨床検査技師のための」っていう本がないから、なんだか嬉しいですよね。
検体検査の当直の血液を理解するのにもいいです!
国家試験対策用の通称「黒本」と言われている本です。学生用と思いきや、侮ってはいけない。最近の国家試験難しいし、この黒本には問題の解説はもちろん、学生向けのわかりやすい「まとめ」も各章や各項目ごとに載っていますので、基礎から勉強したい方にお勧めです。血液学以外にも色々シリーズ出版されています。
第二版が2017年に出ました。医療系の本ってどうして版を重ねるごとに厚くなるんでしょうね?そんなに覚えられないよ~というのが本音です(笑)。第一版と比べて「検査」の章も新設されました!イラストもかわいくわかりやすいのでおすすめです。
血液像をはじめて勉強するときに使いました。細胞一つ一つの説明がわかりやすく、本も薄めなので持ち運びにもいいです。血液学を勉強するのに、これ一冊では足りませんが、はじめて勉強する方にはいいと思います。
凝固関連
凝固関連のおすすめの本はこちら。2級試験ならしみじみわかるのVol.1で充分だと思います。凝固関連って苦手意識ないですか? 外因系だの内因系だのTATとか色々記号略号がいっぱいで私は嫌いな分野でした(笑)。しみじみわかるシリーズは表紙イラストのイメージどおり、わかりやすいです。凝固カスケードもかなり簡略化して説明してくれています。ええ、もうこの簡略化カスケードで充分です
しみじみわかるシリーズの著者の先生が書いた臨床バージョンです。2018年10月に第2版が発行されました。検査から治療の実際まで紹介されています。値段は諭吉オーバーですが、688ページもありますからね。3.2cmでずっしりとした本です(^-^;