3月2日
『関係代名詞、青銅版文書』



まず最初に、前日のことから書かせてください。
前日、天河を知っている友達と新宿にショッピング&食事に行きました。
家に帰ろうと山手線に乗ったんですけれど、
ちょうどそのとき、いつでも楔形文字の宿題ができるよう
講座のファイルを持っていたんです。
電車の中でファイルを広げて友人に楔形文字を見せていたのですが、
隣に座っていたの三十代中盤〜後半くらいの人が
じーっとファイルを覗き込むんです。
まあ、珍しい文字だから覗き込むのも仕方ないと思ったのですが、
「スミマセン。お話中失礼します。こういう文字ってどこで勉強できるんですか?」
と話し掛けられたんです!
「あ、えっと……中近東文化センターで……」
「学校ですか?」
「いえ、展示のある美術館+研究施設のようなところです。
一般の方でも会員になれば受講できますよ」
「そうなんですか。こういうの好きなんですよ!興味あるんです」
「私が今やっているのは楔形文字なんですけれど、シュメール語とか
アッカド語なんかもあるみたいですよ」
「そうですね、楔形文字、うんうん。アッカド語もやってるんですか!」
(アッカド語、わかるんかいっ(@_@)!←ねねの心の声)
「それ、どこにあるんですか?」
「三鷹のほうに……あ、私偶然パンフレット持ってるかも……」
長いこと入れっぱなしにしてあった中近東文化センターのパンフを
ファイルから取り出す。
「これどーぞ!」
「ありがとうございます。三鷹は近いんで行ってみます。
お話中失礼しました。どうもありがとうございましたぁ〜」
その方は○袋で降りていきました。
「いるもんだねェ〜、こんなマニアな文字が好きな人」
「本当に、ちょっとビックリした。案外ねねのサイト見てたりしてェ〜」
「ぶっ! 見てないでしょ。見てたらどこでやってるかなんて聞かないよ」
「そうか。それにしてもすごいよねェ〜、楔形文字で釣れるなんて!」
「も、もしかして新手のナンパ、楔形文字ナンパか!」
「きゃはははは」

いやぁ、探せばいるもんですねェ〜、歴史好きな人って。
きっと普段は世を潜んで生きているんでしょうねェ(ちょっと違う?)
でね、ちょっと本日の格言言わせてください♪
もしかしたら……


楔形文字ではじまる出会いもある?(爆)

スミマセン。言ってみたかったんです。
もしも、声をかけてきた人がカイルまたはラムセスのようにいい男だったら、
中近東文化センターのパンフにメールアドレスも書いて渡すってどうでしょう?
出会いがないと嘆いている、そこのおぢょうさん。
電車の中でグッタリ寝ていてはダメですよ!
どこにきっかけが転がっているかわかりません。
電車の中で楔形文字のファイル広げていたら釣れるかもよっ!
いつも心に楔形文字を!ねっ!
(どういうシメなんだ……笑)


さて、前置きが長くなりました。
2002年度ヒッタイト語最終講座いってみましょー!

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