5日目(10月1日)
7:00 | 7:30頃 | 8:20 | 9:30〜 13:00 |
13:10〜 13:50頃 |
14:00〜14:40 | 15:15〜16:00 | 16:00〜19:30 | 20:00〜 23:00 |
起床 | 朝食 | ホテル 出発 |
ハットッサ観光 大神殿 最後の…… ライオン門 スフィンクス門 最終回見開き 南城塞 大城塞(王宮) |
昼食 | ヤズルカヤ観光 | アラジャホユック観光 | アンカラへ移動 | 夕食 自由時間 |
7:00 起床、朝食 | |
今日はいよいよハットゥサ。ねね&しゅんしゅんはモーニングコール前に 起きてまだまだ元気! トランクの準備をして朝食のレストランに行くと、もう何人かいました。 バイキング形式の朝食で、ここではチーズの種類がたくさんありました。 羊のチーズもあったのですが、ちょっとクセがあって一口食べれば十分だった……。 パンやトマトその他いろいろお皿にとって、窓際の席に座りました。 アナトリアの空は晴れわたっていて、観光にはピッタリの青空。 窓から差し込む太陽の光が、白いテーブルクロスに反射して、 寝ぼけ眼のねねには眩しかったことを覚えています。 |
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「ねねさん、編み込みしてタワナアンナ冠かぶって ハットゥサでユーリの戴冠式ごっこよっ!」 「よしきた!」 ……というわけで、この日は肩までの髪で無理やり 編み込みを作りました。落ちてくる髪は薔薇ピンで 留めました(笑)! 「シーツで古代ギリシャ風の衣装の巻き方、 わたしできるわよ」 と、しゅんしゅんさんが言ってくれたので、ベッドのシーツを 引っぱがして巻いてもらいました。 ちょっとスカーフなんかも肩からかけちゃったりして♪ タワナアンナ冠をかぶって、テラスでハイ!チーズ! 「そうだ!yukiちゃんたちにこの格好見せてくるね」 せっかくなので、みんなにこの格好を見てもらおうと思い、 左の写真そのままの格好で廊下に 出ました(笑)。 「yukiちゃんの部屋は〜確かこの辺だったはず〜 yukiちゃ〜ん! ドンドン!」 適当にドアを叩いてみると中から希鈴ちゃんが。 「きゃー、ねねさんすごーい!」 「おおっ! ねねタワケアンナ!」 希鈴ちゃんもyukiちゃんも喜んでくれました 廊下をこんな格好で歩いても大丈夫なのはこの天河ツアー だけかもしれません。いくら私でも他ではできません!(爆) |
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「みなさ〜ん、忘れ物はないですか〜?このホテルに忘れ物したら 絶対に取りに帰ってこれませんからねー」 添乗員さんがいつもより更にきつくみんなに言いました。 確かに、ヨズガット山の上ホテルなので帰って来れないかも……。 そんな山奥にあったんです。ここのホテル。でもキレイでしたよ〜。 |
8:20〜9:20 ホテル出発〜ハットゥサまで | |
ホテルを出発してから、それはもうドキドキで バスに乗っていました。天河の舞台、このツアーで 一番のメインの観光、ハットゥサなんですもの! ライオン門が私たちを待っていてくれるのよー! もう興奮が押さえきれませんでした。 この日はバスの席も前のほうに座りました。 (いつも後ろのほうだったので) 写真は途中バスの中から見えた風景です。 土が赤いでしょー。ああ、嬉しいわ〜! わくわくわくわくわくわく o(^-^)oo(^o^)oo(^-^)oo(^o^)o そのときの気持ちを顔文字で表現すると↑こんな感じ ですね(笑) |
9:30〜13:00 ハットゥサ観光→ハットゥサもっと詳しく | |
『Hattusa』の看板がバスから見え途端 「きゃーっ!」という奇声が。 「みなさん、まだ看板だけですよ、落ち着いて!」 添乗員さんが驚き私たちを宥めていました(笑)。 「ここで写真とりたいー下ろしてー!」 と叫んで、バスを降りました。 看板に向かって走ると、グサグサ。 ズボンを通して足に何かチクチク刺さりました。 「いたーいっ!」 足元を見るとアザミがたくさん生えていました。 針みたいにズボンを突き抜けて結構痛かったです。 「ナキアの針が刺さる……」 そう言っていた人もいました(笑)。 |
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ボアズカレの看板です。せっかくハットゥサに 近づいたのですが、この先にトイレがないので 時間のロスになるけど少しバスで 戻ってトイレに行きました。 「皆さん、必ずトイレはすませて下さいね。 じゃないと天然ですることになりますよ!」 添乗員さんはとっても親切です(^o^) ちなみに、『ボアズカレ』はトルコ語で 『峡谷の城』という意味です。 その名のとおり、遺跡は2つの谷に 挟まれた丘の斜面に広がっています。 |
第一神殿(大神殿) | |
ゲートをくぐると、一面に礎石の群れが 広がっていました。この写真は本当に 一部なんですけれど、3000年前にココに 本当に国があったんだなぁと実感できて 感動しました。 |
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観光客は最初は私たちしか いませんでした。 誰にも邪魔されず、じっくり ハットゥサに浸れてよかったです。 |
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中庭です(多分)。 ここでは宗教的な儀式が 行なわれていました。 第一神殿のもっと詳しい説明は コチラ |
最後の…… |
大神殿の見学が終わって、バスに乗ろうとしたとき、一台のワゴン車が私たちの前で止まりました。 なんと!車の中には篠原先生ご一行が! 「きゃー!先生ー!」 みんな悲鳴をあげて車に群がりました。 「先生、最終回の見開きはどこですか?」 しゅんしゅんさんがガイドブックを持って尋ねました。 「この上のスフィンクス門の反対側から見た風景です。階段を登っていくと、 膝くらいの石があるので、そこから眺めた風景です。私たちは、昨日、ハットゥサは見学したのですが、 最後にもう一度最終回の場面が見たかったので、今見てきました」 「ありがとうございます〜先生」 「先生ー!」 「せんせいー!」 「せんせ〜!」 それはもう、四方八方から声が上がりました。 篠原先生とは夕食会で最後だと思っていたので、またお会いできるなんて…… しかもハットゥサで先生に再びお目にかかれるなんて、もう嬉しくて嬉しくてたまりませんでした! ビデオを構えていたななちゃんが、嬉しさと感動のあまり泣き出したのを筆頭に、 みんな(少なくともねね、しゅんしゅん、yukiは)ウルウルしてしまいました(T_T) 「泣かないで〜」 とななちゃんが先生に声をかけられていました。 ずっとは車は止まっていることはできず、車は徐々に走り出しました。 「みんな〜気をつけてね〜」(篠原先生) 「きゃー!先生〜さよ〜ならぁ〜」 「アシスタントさんもさよ〜なら〜!」 「写真送りますー!」 「ビデオ送りますー!」 「アシスタントさん、薔薇ありがとうございますー!」 「さよ〜なら〜」 「きゃー!」 すごい歓声のもと、先生を乗せた車は去って行きました。先生が一生懸命、手を 振ってくださっていたことは忘れません。 「さあ、みなさん、バスに乗ってくださ〜い」 添乗員さんに促されてバスに乗り込みました。突然先生にお会いできた感動にもはやウルウル(T_T)。 「みなさん、先生にお会いできてよかったですねー」 ガイドさんが言いました。 「うん!」 それはもう大きな返事がバスの中に響きました。 「まさか先生にお会いできるなんてェ〜、シクシク(T_T)」 嬉しさのあまり、しばらく涙の止まらないななちゃん&その他メンバー。 本当に、本当に最後にお会いできてよかったと思っています。 ああ、なんだか今思い返してもちょっとそのときの感動が甦ります。ウルウル(i_i)。 |
ライオン門 | |
有名なライオン門です。 ライオン門を見て最初の第一声! 「きゃー!スクリーンセーバー(少コミの)と同じ!」 もっと他のことは言えなかったのか……私…… と、ビデオを見て自分に呆れてみました(笑)。 でもでも、同じだったのよーっ! ライオン門の詳しい解説はコチラ |
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ライオン門のところに、ネコの銅像持った物売りの現地の 人がいて、もちろん買わなかったんだけど、例のやっこさんで 「メルハバ」と言ってそのままプレゼントしたんです。 そうしたら、右の粘土板をお礼にもらいました。 もちろんレプリカだけど、ちょっと嬉しかったです。 多分できそこないか何かのものだと思うけど、 (ちょっと文字の彫りなんかが雑?) 粘土板と交換できるやっこさん。 日本文化って侮れないものだと悟りました(笑)。 もし、古代ヒッタイトに左遷されたら、私にはユーリのような 運動神経も活動力もなので、折り紙で乗り切ろうと 考えています。え? 飛ばされたりしないからそんな 心配しなくていいって?(笑) |
スフィンクス門、突撃門 | |
スフィンクス門の前でバスから降りると、 すぐに左の風景が目に入りました。 「ここよ、ここよ!最終回の風景。 あの木が目じるしよ〜! きゃー!」 みんなで騒いでいると、 「あとで時間お取りしますから、まずは スフィンクス門に行きま〜す」 ガイドさんに言われ、ここの場所から 動くように言われましたが、もうみんな気に なっちゃって、前に進みながら何度も後ろを 振り返ってこの風景を見つめていました。 「みなさ〜ん、早く歩いてください〜。 自由時間はあとでたっぷりとりますから!」 添乗員さんからも声があがりました。 そのくらい、みんなここに留まっていたかったん ですね(^^ゞ |
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スフィンクス門です。こちらはライオン門と 違って保存状態が悪く、足だけが残っていました。 現在スフィンクス門は1つがドイツの 博物館に、もうひとるがイスタンブールの 博物館にあるそうです。 で! スフィンクス門の前にある石! これが篠原先生がおっしゃっていた石だと 思われます。ここから見下ろした風景が 最終回の風景なのだそうです。 |
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スフィンクス門の城壁です。 かなり勾配が急で、敵に攻め込まれないような 構造になっているということでした。 |
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城壁には地下道がありました。 70mの長くて真っ暗な地下道です。 ちなみに、後姿のおさげの女はねねです。 ビデオの暗視モードで映しながら 進んでいきました。 この地下道は、戦争の際威力を発揮して、 敵を挟み撃ちにしたり、兵士たちが 逃げ込むための地下道として 利用されていたそうです。 |
最終回全景 | |
最終回の見開きです。真ん中の木が目じるしでした。 さあさ、皆さん、「遺跡には今 草生す礎石があるばかり 乾いた風がゆくばかり」と心の中で唱えましょう!(笑) この風景にはみんな大感動で、何枚もシャッターを押していました。 またまた陛下の風?が気持ちよく吹いていて、「これが乾いた風なのかしら〜?」とすっかり世界に浸っていました。 ちょっと脱線して、写真の裏話になってしまいますが、この写真はねねカメラ最後の力を振り絞って撮った写真なんです。 私のカメラは前日に電池がなくなってしまい、でも、どうしてもこの風景を自分のカメラに収めたくって、 ズボンで電池をこすって(摩擦で電気が起きるとの情報を聞いたので)、すばやくカメラに入れて パノラマモードにして、また電池を取り出してこすって、「うおりゃー映れぇ〜!」と気合を入れたら シャッターが押せました。半分、ねねの気合と念力でとった写真だったりします(笑)。 |
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上の写真の右側部分の拡大です。 最終回の見開きの前頁に、羊がたわむれているシーンが ありますが、見開きの場所に本当に羊(ヤギかも?)が 草を食んでいて、のどかでコミックスそのものでした。 「あの木の下に降りたいわー!添乗員さん、行こうよぉ〜!」 と私たちはダダをこねましたが、さすがに降りることはできませんでした。 |
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これはどこの拡大図でしょ〜ねぇ〜。 見比べてみたけど、わからなかった……。 「ハットゥサ何時間いてもいい! ココでテント張って一泊したいわ〜。」 「うんうん、泊まりたいー!」 と私たちは言っていましたが、 「世界遺産なので、寝泊りはできません……」 添乗員さんが半ば呆れて言いました(笑)。 |
4.王の門 | |
王の門と呼ばれるところです。白っぽいレリーフは レプリカです。 写真じゃちょっと小さいけど、レリーフには くりんと先っぽの尖った長靴にミニスカートの 人物が描かれています。先の尖った帽子も かぶっているのですが、尖った帽子は 神聖を現す神であり、描かれているのは 実は王ではないそうです。最初に発見されたときに 王だと思い込まれたため、未だに『王の門』と 呼ばれています。 |
5.南城塞(サザンフォート) | |
ヒッタイト帝国最後の王、シュウッピルリウマ2世の レリーフがありました。実はココ、鉄格子があって、 鉄格子の間からカメラを忍び込ませて撮った写真です。 |
6.王宮 | |
王宮の文書庫です。 こちらからは粘土板がいっぱい発見されました。 王宮はかなり広くて、トイレや貯水池、 宮殿跡なんかもありました。 詳しくはコチラ |
14:00〜14:40 ヤズルカヤ→もっと詳しく | |
ハットゥサから2qほど離れた場所に あるヤズルカヤです。 ごつごつとした岩場には、ヒッタイトの神々の レリーフがあります。 写真は大ギャラリーにあるイシュタルのレリーフです。 トゥトゥハリヤ4世(ハットゥシリ3世の息子、 ユーリの孫)のレリーフも大ギャラリーにありました。 |
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こちらも大ギャラリーの男神の行列 です。とんがり帽子はとんがりコーンを かぶっているのではなく、 神様の帽子です。 |
15:15〜16:00 アラジャ ホユック→もっと詳しく! | |
宗教都市アリンナと推測されるアラジャホユックです。 正面のスフィンクスは本物で、外側のレリーフは レプリカだそうです。出土品はアナトリア文明博物館に 保存されています。 ここでは、『ティト、あなたを天におくります』 ごっこをしました。もっと詳しくに写真がありますよ〜。 |