イスタンブール旅行記 2014

5日目

トプカプ宮殿、ソコルル・シェヒット・メフメットパシャ・ジャーミィ、
キュチュック・アヤソフィア・ジャーミィ見学、セマー鑑賞


トプカプ宮殿の入り口、表敬の門です。朝一番で行ったけどもう行列が!15分くらい並んで入りました。



まず最初にハレムに行きました。スルタンに仕えた女性たちと母后が暮らした場所です。ミュージアムパスですんなり入場!





入ってすぐにある黒人宦官の部屋です。篠原先生の夢の雫の1巻で黒人宦官が褒美を持っていくシーンの背景がココです。



格子の中を無理やり覗くとマネキンで再現?されていました。



動画→黒人宦官の部屋



黒人宦官の部屋を抜けると向かい合わせにでっかい豪華な鏡がある!向かい合わせの鏡を置くことでハレムの入り口を警備していたそうです。決して↓のようにアホな写真を撮るためではありません(笑)。





「生命の樹」のタイル。



女奴隷の部屋。二階建てのシンプルな作りです。反対側がコチラ↓


お部屋になっています。.夢の雫でも妾たちが噂話しているシーンで出てきますね!

動画→女奴隷の部屋





鳥籠(カフェス)と呼ばれる王子たちが幽閉され過ごしていた「王子の間」です。


上部はステンドグラスになって綺麗なんですが……、なんか暗い印象の小部屋。鳥籠と言われるだけあってダークな歴史が感じられる……。


中央の暖炉。暖炉の中にはキャベツとオクラのマークがあるってガイドブックに書いてあったけどそんなに近づけません!(笑)


アスランと一緒に記念撮影。


動画→王子の間



こちらは「側室(寵姫)の中庭」です。さすがは側室! 女奴隷と比べて中庭広いです。でもお部屋は簡素で小さかったそうです。


側室の中庭はテラスになっていて、ボスボラスが見渡せます。景色抜群!ああ、でもハレムの権力闘争でこのボスボラスに沈められちゃった人もいたと思うと、うーむ複雑な心境。その眺めがコチラ↓


それでも眺めはとってもいいです。昨日ボスボラスクルーズで乙女の塔がありました。

動画→寵姫の中庭


第四庭園のイフタリエのポーチです。夢の雫でもヒュッレムとスルタンの妹がお話しているシーンで出てきますね。スルタンは断食月の間、日没後の最初の食事をここでとったと言われています。金角湾も見渡せるので撮影スポットです。




動画→イフタリエ


ロココ調のかわいらしいお部屋「ソファ・キョシュク」。ヒュッレムの時代よりも後に建てられた(17世紀後半)ものです。


今まで見てきた所も綺麗だったけど、ロココ調のインテリアもとってもかわいい♪



お昼はトプカプ宮殿内にある海が見渡せるレストランでとりました。ちょっと高かったけどおいしかったし眺めも抜群でした!



会議の間のある建物です。高官らが会議を行った行政の場です。


入口。豪華ですね!


会議はスルタンは参加せずに上の鉄格子の小窓から見守っていたそうです。うーん、やりにくそうな会議だ(笑)。


覗き見用金ピカ鉄格子のドアップ。うーん、やっぱりこんなところから偉い人の人影がチラチラ見えたんじゃ、変な発言できないよねぇ(苦笑)。


同じお部屋にですね、コレがありました。夢の雫の2巻でイブラヒムが審問されているシーンのにある格子の飾り。実物は写真のように背の高さの所にあるけど、漫画では上の金ピカ鉄格子と組み合わせて描かれていたんですね。


トプカプ宮殿には他にも宝物館や厨房跡見どころ沢山。じっくり見るなら丸一日かかっちゃいます。私たちは9時半からお昼を食べて14時くらいまでいたました。ちょうど夏休みの時期の観光シーズンなので人も沢山で、宝物館、ハレムなどは帰る時はすごい混雑で最初に見学しておいてよかったです。ハレムではスルタンの大広間、母后の部屋、果物の間などかなり見たかった場所が工事中だったのでもう一回来てみたいなと思います。




トプカプ宮殿を後にして、そのまま地下宮殿に行きました。地下宮殿は4世紀にコンスタンティヌス1世が建設した地下貯水池でオスマン帝国時代まで利用されていました。336本の大理石の柱が直線に並びアーチの連なる荘厳な雰囲気から「地下宮殿」と呼ばれます。


有名なメデゥーサの頭。上下逆さと横になっています。





ホテルに一度戻って休憩後、ホテル近くにある「ソコルル・シェヒット・メフメットパシャ・ジャーミィ」に行きました。ソコルル・シェヒット・メフメット・パシャというのはスレイマン大帝から3代続けて仕えた名宰相で、彼のおかげで帝国が隆盛しつづけたとか。今は神学校になっています。ミマル・スィナンの建築です。


学校なのでモスクなのにこんなバスケのゴールが……。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
なんて……すぐにスラムダンクごっこしたくなっちゃうねねはやっぱりオタクですね(笑)。



モスクの中にも入れるのですが、なんと中は残念なことに撮影禁止。中は写真のように青を基調としたタイルがモスク全体を覆っていてとても綺麗でした。そして観光客はほとんどいない……(笑)。



ソコルル・シェヒット・メフメットパシャ・ジャーミィから歩いて数分。次は「キュチュック・アヤソフィア・ジャーミィ」に来ました。「キュチュック」は小さいの意味でアヤソフィアに似ていることからこの名前がついたそうです。こちらは観光客にもかなり自由に解放?されているモスクで2階にも上がれました。



動画→キュチュック・アヤソフィア・ジャーミィ


2階で手を振るねね。アホですね。



夕食は昨日のバルカン食堂が忘れられず、もう一回行っちゃいました。今度はタダのパンもちゃんととりました(昨日はタダと分からずとらなかった…笑)。






夜はバルカン食堂からすぐ近くのホジャパシャダンスシアターという劇場でセマーを見学しました。ダメもとで予約なしで当日いきなり行ったのですが、なんとか席はありました。でも、超満員だったので、予約をおすすめします。

HODJAPASHA DANCE THEATER

セマーは撮影禁止なので、上の写真はパンフレットの写真です。セマーは宗教的な踊りなのでベリーダンスなんかと比べると派手さはなくテンポもゆっくりなので一瞬睡魔が……(笑)。しかし、クルクルと長い時は10分以上も続けて回っていて、目が回らないなぁと感心しちゃいました。




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