【あらすじ】
スルタン(スレイマン1世)の後宮に入ったヒュッレムは、妾としては異例の待遇で個室を与えられます。
通常、妾は後宮の大部屋に入りスルタンから何度かお召があった後、個室が与えられるのです。
ヒュッレムにはナイマとジャミーラという二人の女官と、シャフィークという白人宦官がつけれらました。
実はイブラヒムもスルタンの小姓として献上された奴隷。彼は自分の力で小姓頭の地位まで
上がりスルタンの側近となったのです。イブラヒムから新しい人生とチャンスを与えたヒュッレム。
氷菓子に石が入っていたり、スープに毒が入っていたりと後宮生活も楽には過ごせそうにありません。
ヒュッレムは後宮で一人の顔見知りに会います。同じ奴隷市場で売られていた
美人で気の強いエリザヴェータです。奴隷市場でヒュッレムはイブラヒムに買われましたが、
エリザヴェータは後宮の黒人宦官に買われていたのです。後宮ではヌール・ジャハーンという名で
彼女は何度もスルタンからのお召を受けており個室を与えられていました。
イブラヒムの後見を得て後宮に入ったヒュッレムですが、後宮で権力を得るためには
スルタンの側室となり、皇子を産み、その皇子が帝位をつかみ皇帝の母となって
はじめて頂点に立てると黒人宦官から聞きます。彼女は頂点に立つことなどに興味は
ありませんでしたが、ヒュッレムはスルタンの母后であるハフサ・ハトゥンのサロンに呼ばれ、
イブラヒムのためにも陛下によく仕えるようにと言われます。
ヒュッレムは気づいてはいませんでしたが、スルタンがヒュッレムのことを気に入らないと
彼女を献上したイブラヒムの評価まで下がってしまうのです。イブラヒムに好意を持つヒュッレムは
複雑な思いをかかえているところに、スルタンから今晩のお召がかかります。
【感想】
エリザヴェータ(ヌール・ジャハーン)が今後ワルになってくれそうな予感。
たっぷりヒュッレムをいじめて盛り上げてくれそう。
ヌール・ジャハーンさんという実在の人物もいるみたいですね。
スレイマンとイブラヒムが仲よさそーなシーンも出てきましたね。
ねね専属絵描き女が喜びそうだ。
氷菓子の中に石が入っていたり、スープに毒が入っていたり、
なんか王道なんだけどそれが面白いんですよね〜。これからも続き期待してます。
まだ続きパロとかやるには……誰も崩れてくれそうなキャラいないし無理かな?
今回の表紙でイブラヒムはチューリップ背負ってますね。天河は薔薇だったから
今度はトルコだしチューリップかな?
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