6日目(10月2日)

7:00 7:30頃 8:45 9:15〜
11:30
11:30〜
13:00頃
14:40〜 16:00〜17:30頃 17:30〜19:00 17:30頃〜 21:00頃〜
起床 朝食 ホテル
出発
アナトリア
考古学博物館
昼食 イスタンブールへ
移動(飛行機)
ボスボラス
クルーズ
グランド
バザール
夕食
自由時間




7:00 起床、朝食
昨日の朝まではモーニングコール前に起きていたのに、ここまでくるとさすがに起きられなく
なってきました。モーニングコールが鳴ってはじめて目が覚めたねね&しゅんしゅん。
ぼぉ〜っとしながらトランクの準備をして朝食に向かいました。

…………

もっと書きたいんだけど、ハットゥサでパワーを使い果たしたのか、本当にこの日の
朝の記憶はぶっ飛んでいるので、次に行きましょー!(←ごまかしている・笑)




9:15〜11:30 アナトリア文明博物館→写真集はコチラ

入り口の庭です。庭にあるツボ
なんかも本物の発掘物らしい。
10月だけど、まだまだ緑がいっぱいで
綺麗でした。


入り口を入ってすぐ、紀元前7000〜5500年頃の
チャタル・ホユック神殿の復元がありました。
チャタル・ホユックはトルコのコンヤの南にある
世界最古といわれる遺跡の一つです。
続いて旧石器時代、新石器時代の出土品が
並び、青銅器時代へと続きます。
青銅器時代のものは、アラジャホユックから
出土されたものが多くあります。


背後は全て粘土板です。
「イルの粘土板よ〜」とみんな喜んでいました。
粘土板の文字が思っていたより小さくてビックリ!
粘土板自体も、手のひらに楽々乗ってしまう
小さなものが多かったし、そこに書かれる
文字といったら! 
古代人は視力が良かったのだと思う……。


背後の馬の置物のような物体は
リュトンです。背中からお水を入れて
口から出します。
みんなかわいかった。
お家に一つ欲しいわ♪

夕食会で、アシスタントさまから、イルヤンカの眼の
下の部分のモデルになったものが博物館にあると聞いていました。
←がモデルになったと思われる箱です。
私は眼を光らせて探していたのですが、見逃してしまっていて(笑)
「イルヤンカの眼がないーっ!」と叫んでいたら、
かやさんとゆうさんが「あっちにあったよ」と教えてくれました。
撮影隊(ビデオ担当ななこ、カメラ担当しゅんしゅん)を
従えて、お二人に案内してもらいました!
さあ、コミックスの5巻を持ってきましょう! イルヤンカの眼の
下の箱に似てる似てる♪昔はきっとあんな感じの箱だったのねぇ〜。
博物館のガイドブック(日本語版)を買ったのですが、
それに詳しいことが書いてあるとと思いきや、この
イルヤンカについては何にも載っていなかったんです。
こんなことなら、英語の説明文でも写真を撮ってくればよかった!
出土場所もいつの時代かもわからない〜(T_T)。


ハットゥサ、王の門レリーフの本物です。
ハットゥサにあったものはレプリカです。
これで私の中のハットゥサが埋まりました♪
5日目のページでも書きましたが、
こちらは王ではなく神様ということです。


コミックスの中で、ハディが写真の
ようなツボを、よく抱きしめていましたよね〜。
なので、私たちの間でついた名前。
「ハディのツボ!」


アナトリア文明博物館写真集はコチラ



11:30〜13:00頃 昼食 
昼食は、博物館のすぐ近くのレストランでとりました。
(レストランというよりか、日本語で言うならばお食事処と
言ったほうがいいかな?)
写真はレストランの外で遊んでいた子供たちです。
もう、かわいくてかわいくて、思わず旅行記に
出演してもらっちゃいました。
キミたちのかわいさが罪なのよ〜(笑)。
最初、赤いトレーナーの男の子にメルハバやっこさんで
「メルハバ」と挨拶してみたのですが、
彼には意味が通じなかったらしく、逃げられてしまいました。
中央の女の子にメルハバやっこさんをあげたら、
ニコッ(^o^)と嬉しそうに受け取ってくれました。
今思い出してもかわいいわ〜!

レストランの通り沿いに、小物が色々売っている
お店がありました。お土産屋さんだと思うんだけど、
写真は外にぶら下げてあったランプです。
このお店には、バックギャモンというトルコのゲーム
があり、見かけ上、コミックスに出てきたセネトの
ゲームに似ていたため、「セネトよセネト!」と
騒ぎながら、お買い上げになっていました(笑)。
この日の夜、ガイドさんにゲームのやり方を
教わることになります。
他にも、小物入れとかガラス、陶器製品など色々
ありました。その中に、ナキアが使っていそうな
小物入れを見つけて、しゅんしゅんさんは
ナッキーのコンパクトだと信じてお買い上げに
なっていました!



14:40アンカラ発〜イスタンブールへ
あ〜もうイスタンブールに帰っちゃうのね。ハットゥサからどんどん遠く離れる〜。
もっとゆっくりいたいよ〜(T_T)。後ろ髪引かれる思いで、アンカラの空港に向かいました。
このときになると、ツアーもだんだん終わりが見えてきて、帰りたくない気持ちが一層強まりました。
アンカラ空港について、添乗員さんから搭乗券を渡されました。
搭乗口までタラタラ歩いていると、4,5人の日本人と思われる一行を発見しました。
なんとその方たちは、取材用らしきカメラやマイクを持っていたんです。
「すみません、日本の方ですよね、何かの取材ですか?」
と聞いたところ、某○HKの取材の方で、来年大トルコ展が日本で開催されるので、
それに先立って、○HKでトルコの特集をするのだそうです。今回はハットゥサの下見だとか。
「ええっ! 大トルコ展! ハットゥサの特集!」
もう大驚きの大声をあげました。
「私たち、ヒッタイトが舞台の漫画、小学館、篠原千絵先生の『天は赤い河のほとりツアー』
っていうので、トルコに来てるんです!」
熱狂して、解説したら、取材班のお一人が、「ヒッタイトの漫画がある」ということをご存知でした。
「ヒッタイトの特集、たくさんして下さいね!絶対見ますから、頑張ってくださいっ!
天河も面白いので、是非、天河の特集もお願いします〜」


「篠原千絵先生 天は赤い河のほとりをよろしくぅ〜(^.^)/~~~」

最後にそう叫んで、取材班の方たちと別れました。別れたと言っても、同じ飛行機で
イスタンブールに帰ったので、再びイスタンブールの空港(アタチュルク空港)のロビーで
会いました。
「わー!ヽ(^。^)ノヽ(^o^)丿ヽ(^。^)ノヽ(^o^)丿わー!」
と、こちらから必死に手を振ったら、振り返してくれました。
来年、ハットゥサの特集と一緒に天河が紹介されること間違いナシでしょう(ホントか?笑)。




16:00〜17:30 ボスボラスクルーズ
アジアでもヨーロッパでもない海。
地中海と黒海を結ぶボスボラス海峡。
1時間半ほどのクルーズで、モスクや宮殿、
ルメール・ヒサールとアナドル・ヒサール要塞
など、イスタンブールの代表的な名所を
通り過ぎて行きました。
ちなみに、トルコ語でルーメリはヨーロッパ、
アナドールはアナトリアを意味します。
写真の正面に見えるのは、アジアとヨーロッパを
繋ぐボスボラス大橋かな?
(違ってたらすみません)


潮風にたたずむyuki。トルコなのに、ボスボラスなのに、
私たちは加山雄三ごっこなんてやっていました(爆)。
風は結構冷たかったですー。
どっかのモスクの前でパチリ。
ユーリとルサファのツーショットよ〜。
船長さんになってしまいました。ななちゃんは15分くらい
ずっと運転していたらしいです。ねねも舵を握って
写真だけ撮りました。
それにしても、ラムセスの顔デカイ……(笑)。

船の中には、ブレスレットなどのおみやげが売ってしました。
かわいかったけど、高かった。
ねねは船の中でバザールに備えてのメルハバやっこさんを
作っていました。
ビデオに向かって折り紙のカエルを「カイル!」と
やりたかったたしく……、
「ななちゃん、ちょっとこの折り紙撮って♪」
「今ダメ、景色撮ってるの」
「景色なんて撮ってないでこっち撮るの!」
と、ダダをこねているワガママなねねがビデオに映っていて
びっくらこきました(笑)。私自身はこのときの記憶が
ほとんどないんです。
景色よりカエルを優先しろなんて……。

これはアジア側かな?ヨーロッパ側かな?
今思うと、船の中で折り紙なんて折ってないで、
よ〜く景色見ておけばよかったなぁ〜と
思います。あと、予習がたりなかった!
ベイレルベイ宮殿にルメール・ヒサールと
アナドル・ヒサール要塞、ユルディズ宮殿など、
名所がいっぱいではないか……。
もう少しガイドブックを見てくればよかったなー。
また行きた〜い!



17:30〜19:00 グランドバザール
「ここではあまりお買い物はオススメできませ〜ん」
ガイドさんが言いました。日本人はボラレたり、
スリにあったりすることがあって危ないらしい。
アーケードなんかは新しめで綺麗だったけど、
雑然とした雰囲気はありました。
バザールには5000近い店舗と2000以上の工房が
あるらしです。
表通りにあるお店より、ちょっと小道に入った
小さなお店のほうが、気のいいおじさんがいたわわ♪(笑)
ボンジュックのキーホルダー、ブレスレット、チャイ、
チャイセット、お菓子、バックギャバン(ゲーム)、
ガラス、陶器、革製品、トルコ石、雑貨などなど
たくさんありました。
鉄剣も売っていて、ミアちゃんが買おうかどうしようか
ずっと迷っていました。(買わなかったらしい)
次回、アラジャホユックのティトごっこの小道具と
してよかったんだけど……(笑)。
ちなみにねねはここで、ブレスレット7個とチャイを
5箱買いました。



17:30〜 夕食 
バザールから少しバスで移動したレストランで夕食をとりました。
なんだか音楽を演奏してくれる人達がいて、もうこの頃になると疲れていたので
何を聞いているのが騒がしいだけでよくわからなかった。
ついでに何を食べたのかも今となっては覚えていない。でもお腹も空いていたし
おいしかった記憶はあります。
夕食後、レストランを出て、ドンドルマンのアイスの実演をしているオジちゃんを
みんなで見に行きました。大げさなリアクションのドンドルマンオヤジに
気を取られていると、某ツアー参加者S×2さんの後ろにウルヒ的目つきの小太りの
子供がすっと近寄りました。リュックを背負っていたので、
「S×2さん、リュックはおんぶじゃなくて、だっこよ!」
小太りチャイルドウルヒ、危ない危ない!




21:00頃〜 ホテルに帰って
ホテルに帰ると、部屋で休む人、ガイドさんにバックギャバン(ゲーム)を教わる人、
足りなかったおみやげ買いに行く人……など各々さまざまでした。
部屋で休んだ人が殆どだったかな?
そこへyukiちゃんが、
「ねーねねさん。公衆電話かけに行きたいから付き合って」
「どこに?」
「広場」
「ホテルにないの?」
「うん、タクシム広場にあるみたいだから、行こうと思って」
腕時計を見る。10時15分過ぎ。
「ねーねー、ガイドさん。タクシム広場まで電話かけにいっても大丈夫?」
「大丈夫ですけど……おすすめはしません……」
みんなにゲームを教えているガイドさんが言いました。
「大丈夫なんだ。じゃあ、行こう!」
オススメされないのに、ねね&yuki、夜のタクシム広場に繰り出してしまいました。
広場に行くまでの道も、結構人もいて、女の人も歩いていました。
道も明るかったです。でも、東洋人で観光客だってことはバレバレなので、
「ヘイ! ◎×▼△#ξ∽$!」
「☆ЮΩ?£★@●!」
と何度かからかわれ半分に声かけられました。ちょっと怖かった。
公衆電話のあるタクシム広場は、夜10時半だけど、お店もまだやっていて
明るくて賑わっていました。
日本でいうならば夜の赤羽レベルくらいかな?(ローカルだぞ……笑)
yukiちゃんの電話が終わって、
「このテレフォンカードまだ余っているから、付き合ってくれたお礼に
ねねさんどこかかけていいよ」
「え、いいの?ありがとう」
……とカードを受け取ったのはいいが、イスタンブール只今10時半。
日本はトルコより6時間進んでいる。日本時間は……


朝の4時半!

おいおい、こんな時間に誰が起きてるんだよ……。あ、さおりが起きてるな……
でも電話番号がわかんないや。他には……そうだ! うちの親はとっても
早起きなんだ!ちょっとためしに電話してみようっと!
ピッポッパッ、と自宅の番号を押すと……
プルルルル、プルルルル、カチャ。
なんと2コール目でねね父が出た!
「もしもし……ねね、いや、○○(本名)だけど」
「おお、なんだ、○○かっ!」
「よく起きてたね、おとーさん」
「今起きたところなんだよ、どうした?」
「今こっちはねー夜の10時半なのー。そっち何時?」
「うーん4時半かな?」
「今トルコ、イスタンブールから電話してるんだよー。タクシム広場っていう、
女の子2人で来るにはちょっと危ない広場に来てるの!」
「ふーん」
「ねえねえ、そっち今日何日?」
「えっーと、3日かな?」
トルコは6時間遅れた時差なので、コチラはまだ2日。
「あ、じゃあ明日日本に帰るよ。じゃあねぇ〜」
「おう!」
電話を切った。
「ねねさん、家にかけたの?」
「うん、うちの親、起きてたわ」
「起きてたって……4時半だよっ!」
yuki驚く。
「うん、うちそういう家なの」
「ねねさん家って何か商売か何かやってるの?」
「ううん、ふつーのサラリーマン」
「何でそんな早起きなの?」
「だからそういう家なんだってばっ!」
「ふーん、そういえばねねさんも早起きだものね」
yukiは納得したようでした。

帰国後、ねね父に電話のことを聞いたところ、本当にちょうど起きたところ
らしく、早朝の電話なんて、父は絶対にいたずら電話だと思ったということでした。
いたずら電話と戦う気満々で電話に出ると、女の子の声がした。
「若い女の子の声だからこのまま相手しようかな?と思ったら○○(本名)だった」
と父は申しておりました。おいおい、アンタの娘だよっ!(爆)


タクシム広場には、アタチュルクの彫刻の記念碑もあったらしいんだけど、
夜だったし、それどころではなかったので全然わからなかった。
PIZZA−RAがあって、日本と同じかどうかちょっと覗いた後、足早にホテルに帰りました。
結局、ホテルに帰ったのは11時近かったかな?
それからトランクの整理をして、シャワーを浴びたりしたので、
この日も寝たのは12時近かったのだと思う……。


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