ヤズルカヤ
ヤズルカヤとはトルコ語で『碑文のある岩場』と
いう意味で、ハットゥサ北東2qにある神殿です。
ヤズルカヤ全景 | |
神殿は紀元前13世紀に作られました。 ヒッタイト人が代々崇拝している63の神々が 祭られており、岩場にある大小2つの ギャラリーと、祭壇からなります。 ミタンニ、フリ系の宗教からくる神様が 祭られていると考えられ、お墓という説も あるそうです(ちょっとうろ覚え……)。 |
主室(大ギャラリー) | ||||||||||||||
ハットゥシリ3世によって作られました。ヒッタイトの岩の神、太陽の神をはじめとする 63の神々が行進するレリーフがあります。 男神の行列を従えたテシュプと女神の行列を従えたヘパトが 左右から歩み寄り、主室奥の壁で向き合って(出会って)います。 写真は向き合っているテシュプとペパトのレリーフです。
トゥトゥハリヤ4世のレリーフ
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「ちょっと狭くってよ……(笑)」 岩場の狭い道です。 3人で無理やり通ろうとしたから 狭いのかもしれませんが、 ヤズルカヤはこんなふうに 岩でゴツゴツしていました。 でもでも、岩場の静かな感じが なんだか神秘的でよかったです! |
小室(小ギャラリー) | ||||||
小ギャラリーには、向かい合う形で、主に2つの代表的なレリーフがあります。 一つめは12神の行列のレリーフ。二つめは向かいに、トゥトゥハリヤ4世と 神のレリーフです。
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