ハットゥサ

天河の舞台、ヒッタイト帝国の首都ハットゥサ。
1986年ユネスコの世界遺産にも登録されています。
遺跡は丘の斜面に広範囲に広がっており、。約3時間かけてまわりました。


ハットッサ見取り図
ゆるい丘の斜面に広がるハットゥサの遺跡は、
大きく2つに分けられます。
初期に建設された丘下を『下市(Lower City)』、
紀元前14世紀頃、建設された頂上のスフィンクス門周辺を
『上市(Upper City)』と呼んでいます。
主にツアーで回ったところは


1.大神殿(第一神殿)
2.ライオン門
3.スフィンクス門、地下道の大地門(イエル・カプ)
 最終回全景
4.王の門
5.南城塞(サザンフォート)
6.王宮(大城塞)

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1大神殿(第一神殿)
第一神殿(大神殿)の看板。
赤いところは現在地を示します。
これも看板です。
詳しくはわからないけど、
ここは神殿ですと書いてあるみたいです(笑)。


ライオン門


ハットゥサの遺跡に入って、
まず最初にバスを降りた場所が大神殿。
ライオンさんが私たちを迎えてくれました。

ゲートをくぐると……
ライオンさんを通り過ぎていくと、
大神殿のゲートがありました。
ゲートの中に一歩足を踏み入れると、
礎石の群れがだーっと広がっていて
「ひゃああああ!」という溜息と悲鳴が
混ざった
声があがりました。
↓下のような風景が見えました。

大神殿広さはだいたい65×42m。
(ハットッサガイドブックより)
ひろーいことが想像できるかしら?

中庭を中心に、
細くて長い区画(部屋)がたくさんあります

石がきれいに積み上がっている
様子がわかるかしら?
天気もよくって
太陽がとってもまぶしかったです

倉庫として使われていた部屋(貯蔵室)
もありました。

イルヤンカの眼のことを聞き出したとき
ユーリが隠れていたツボか?
このツボはリットルの単位の元になった
ツボ?(不確か情報です)


石が積みあがって、区画整理されている
状況がわかるかしら?
一歩一歩足を踏み入れるたび感動でした!


中庭

大神殿、中央部にある中庭です。
ここでは主に宗教関係の儀式が
行なわれていました。

中庭を中心に、周りには
約80の部屋があって、250人くらいの
人が暮らしていたそうです。
上の写真よりも、←こっちの写真の
ほうが、中庭が広いってことが
わかるかな?
天にいる神々たちに、
儀式の声が聞こえるように、
ココ中庭の天井は抜いて
あったそうです。

1巻のユーリが生贄として首を
落とされそうになった儀式なんかは、
ココでやったのかなぁ?

中庭の周りには、儀式の準備を
するために6つ(?)の部屋が
ありました。
中庭と部屋はドアで仕切られて
いました。
←の写真はドアがあった部分です。
↓にドアがこすれた跡があります。

指でさしてるあたりにうっすらと
弧を描いて、ドアがこすれているの
がわかるかしら?
ちなみにハンドモデルはねねよ(笑)。
丸い穴は青銅の棒が支柱として
ささっいたものと考えられます。
写真を見てもわかるとおり、
キレイに丸く穴があいているので、
古代の人はどうやってこんな
キレイに開けたのだろうか?と
不思議になるくらいです。



テシュプの部屋、ヘパトの部屋

ヒッタイトの神様であるテシュプとヘパトの銅像の置かれていた部屋が
ありました。銅像はなかったけど、土台のようなものだけは残っていました。
残念なことに、写真がないのよー。誰か撮ってない?
像は毎日洗われていたらしいです。



皇族の部屋

皇帝または皇妃が使用したと思われる
部屋です。皇族になった気持ちで
ハイ、チーズ!



水路の入り口
水路の入り口です。
なんだかナキアさまが
今にも顔を出しそうですよね。
入っちゃいけない用に有刺鉄線が
張ってありました。
はいっちゃいけないけど、
ねね&yukiはいっちゃいましたぁ〜!
中は水路の入り口だけあって、
お水が溜まっていました。
意味もなくタワナアンナ冠を
載せてみました♪

イル=バーにプロデュースで、
水道管を潜り抜けてカイルと
民衆の前に姿を現した時は、
こういう水路からユーリは
入ったのかな?



動中バスの中から(大神殿→ライオン門)
ハットゥサはまだまだ発掘途上。
左の写真は今年の発掘分だそうです。
だれか身分の高い人の屋敷跡かも?とのこと。
ナッキー宮殿か!?
バスの中から撮った城壁です。
写真じゃちょっと分かりにくい
かもしれないけど、
大きくて平らな石が積み上がっている
ところは、
2階建ての土台であったことが
推測されます。



ライオン門
ライオン門です。写真の奥から入ってきて、
振り返ったらライオンさんがいたので、
「きゃー!」
ハットゥサの看板に引き続きまたもや悲鳴が
あがりました。
ライオンがあるほうが町の外になって、
向こうの門が内側になっています。
ライオンさんは、町をまもっていたのですね♪
ライオン門に行ったら、絶対にライオンに抱きついて、
写真を撮るわ!そして、TOPページに写真をUPするの!
そう心に決めていたので、一通りのみんなの
撮影が終わった後、カメラをたわわさんに預けて
抱きつきに行きました。ああ、らいおんちゃ〜ん(笑)。
他にもキスしていた人もいました!

帰国後写真もUPすることができて、
ねねの夢は叶ったわけです(笑)。
ライオン門のところにあった看板です。
当時はライオンから上部がアーチ状に繋がっていました。
二重の門になっているので、例え敵が侵入してきて
ライオン門が破られても、もう一つ門があるので
町の中に入りにくくなっています。
上の写真を見て分かるように、門と門の間には
石垣があるので、そこから敵に攻撃もできます。
外敵に備えた作りであったことが伺えます。
ライオン門の上にも昇ることができました。もう一つ、この門には
外敵に備えた作りになっている所があります。
普通、門っていうのは、門に対して正面に道があってそのまま
直進して入れることが多いですよね。でも、このライオン門の
真正面はガケになっていて、正面に道はないんです。ライオン門の
横に続く城壁に沿って道があるので、もし、敵が門に向かって
入ってこようとしたとき、城壁から攻撃できるようになっていたのです。
当時は本当にカシュガ族の攻撃や、他国との争いが
あったんだなぁと強く感じました。
門の作りからも、ヒッタイト人は頭のいい民族だったことが
わかるとガイドさんも言っていました。
ライオン門に急ぐ某ツアー参加者(笑)。
門と門の間から撮った写真ですね。



3.スフィンクス門、地下道の大地門(イエル・カプ)
スフィンクス門のあるところは、
Yelkapi(イェルカプ)とよばれる市外の南端にある、
遺跡の中で最も高い場所でした。
残念ながら、スフィンクスは1体はドイツに、
もう一体はイスタンブールの博物館にあります。
足だけが残っていました。
前に石がありますが、この石から向かってだと
左よりの位置から撮った風景が
最終回と同じ風景になります。
今、スフィンクス門の写真の前には、これをお読みに
なっているアナタがいるわけですが、
写真から見ると、ちょうどアナタ位置に
最終回の風景が広がっているわけですね(笑)。
スフィンクス門城壁上にて。
Yelkapi(イェルカプ)は一番高いところに
あるせいか、
心地よい爽やかな風が吹いていました。
「これがきっと陛下の風ね!」
みんな気持ち良さそうにしていました(笑)。

城壁の外の森を撮った写真です。
城壁のすぐ外はまっさかさまの谷に
なっていました。
深い谷底は自然のものではなく、
攻めにくくするために掘り下げたもの
らしいです。


森の中に、16巻の飼葉小屋っぽいのを発見!
(あの場所は後宮だったけど)
「ルサファが隠れていた飼葉小屋よ〜!

みんな叫んでました。
スフィンクス門の裏側にある城壁です。
敵に攻め込まれないように、とっても
勾配が急でした。
まるでピラミッドのように!
登ろうとしたら本当に登れませんでした……。

急勾配な城壁には階段があって、
降りることができました。
(もちろん上の写真は下から見上げた写真です)。


城壁の下にはこんな入り口がありました。
地下道の入り口です。
さあ、中に入ってみましょう!
下へ



約70メートルの地下道が続きます。
先の尖ったアーチ状のトンネルで、
かなり暗かったです。
(写真はフラッシュのため明るめですが)
昼でも目が慣れるまでは前に進むのも
怖いくらいです。70メートルと長い地下道
なので、出口の明かりもしばらく歩かないと
見えません。
このトンネルは戦争の際に力を発揮して、
兵士たちはこの地下道に逃げ込んだり、
城門に攻め入った敵に対して、
トンネルを抜けて敵の背後に回り、不意打ちを
かけたそうです。
地下トンネルは天河では登場しませんでしたが、
こちらは、ハットゥシリ3世(ユーリの息子)の
時代に作られたものなので、ユーリの時代に
なかったため、登場しなかったと
考えられます(勝手に天河解釈・笑)。



最終回全景


すみませんすみませんすみませんすみませんすみません!
こちらが最終回の見開きなのですが、どうしてもど〜〜〜しても、上のように文字を重ねてみたかったんです!
あまりというか、決してよくないことをしているのは分かってます。ネットUPはやめて個人的に
楽しむ?べきものかもしれません。すみませんm(__)m
コミックスの全景はもうちょっと右よりの遺跡も入っていて、かつ空の面積がずっと広いです。
立位で写真を撮ったのですが、しゃがみ込んで見上げる感じでもっと右よりを入れて撮ると
まったく同じ風景になるかなぁ〜と思います。


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