ねねの告白
サブタイトル〜海闇と少コミと私〜
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今まで、ねね専属絵描き女(さおり)はもちろんのこと、
他のどんな仲のいいネット友達にも話したことありませんでした。
黙っていたというか、今まで忘れていたと言ったほうがいいのかも……(笑)。
今から遡ること、十数年前。当時中学生だったねねは、海闇に
大ハマリ中でした。続きが楽しみで楽しみで、少コミも毎号買っていました。
少コミに「こみっ娘のぉと」っていう、読者のページがやはり当時もありますが、
実はその中のイラストコーナーに載ったことがあるんです。
もちろん、海闇のイラストです。コミックス9巻の中表紙、流水と流風が
背中あわせで帽子をかぶっている絵を描きました。
「えー! ねねさん絵が描けたの?!」
いいえ、描けません。実は、トレペの写し絵だったので、
載ったと言っても大きな声では言えないんです(~_~;)。
だから今まで言えなかったというか、言う気がしなかったんです。
(忘れてたこともかなり占めてるかも・爆)
でもやっぱり載ったときには嬉しくって、調子に乗ってもう一枚描いて送りました。
そうしたらなんと送ったイラストが……
また載った!(笑)
再度送ったイラストがまた載ってしまったんです。
それも、イラストの中でもこれがイチオシみたいな感じで、
通常サイズの倍の大きさで載っていました。
「うおおおおおおお!」
ねね@中学生、オドロキました。それから更に海闇のファンになってしまって、
もう勉強なんてぜ〜んぜんしなかったわ♪└|∵|┐♪└|∵|┘♪┌|∵|┘♪
ちなみにどんなイラストかというと、9巻の22ページ、流水と流風がニコッと
笑っているシーン。このイラストを描いて
『流水と流風が少コミにのってうれP−ので笑っている』
とコメントをつけました。そうしたらこれがベストみたいな感じで載ったんです…。
『うれP−』なんて今思えば死語ですが、当時は少コミでのりピーちゃんを
連載していたのでPにしてみました。
載った少コミはしばらくとってあったのですが、引っ越すときに
何かとまとめて捨ててしまいました。とってあれば面白かったのにィ〜
ネタになったのにィ〜と悔やまれます。1989年の4号と7号だったと思います。
14年も前の少コミを持ってる人なんて誰もいないであろう(笑)。
4号はすぎ恵美子の「♂と♀の方程式」が表紙、7号は海闇の流水が満月バックに
逆立ちしている表紙でした。ああ、悔やまれます。
ちなみに、少コミのほうからは黄色いガマ口のパスケースをもらいました。
あまり使わなかったけど……。
イラストが載った雑誌はとってなかったけど、実はもう一つあるんです。
ちょうど同じ頃、Palette(パレット)という小説雑誌が季刊で出てたんですけれど、
それの読者のページに投稿したら、そこにも載ったことがあるんです……。
パレットに篠原先生の小説が載っていたから、それが目当てで買いました。
(由加へのメッセージ、リフレインなど。還ってきた娘に収録されてたかな?)
こちらは雑誌そのものが残っているので、もう13年も前のものだし
文章抜粋しちゃえ〜!
| タイトル パレット+美術部=グレたるぞぉ!? ハ〜イ、パレットさん&彩ちゃん。 (ここでいう彩ちゃんというのは、読者ページの編集の人) わたし、パレットっていう名前が好きなんだあ。だって、わたしは そのおかげでたすかったんだもん……。 イヤ〜、うちの学校ってばまんがや本を持って行くと、即刻没収されて しまうとゆう、悲しいとこなんだよ。 でもサ、友達に貸す約束してたもんで 「パレット持ってきたよ〜!」と大声で教室で叫んでしまったのダ。 そこにちょ〜ど先生がやってきちゃって、「なんだ!? このクラスは 今日美術なんてないじゃないか。なんでパレットが必要なんだ?」 と聞かれたわたし……。もうあせりまくりました! そしたら――! 「あっそうか。お前そう言えば美術部だったけな」 と言うや、先生はそのまま言ってしまったのダ。いやあ、良かった良かった! けどサ、わたし、美術部なんかじゃナイんだよ……。 あの先生、わたしをいい加減にしか見てくれてないんだろ〜か!? あ〜ん、グレるぞっ!! |
……アンタ誰?(゜▽゜#)???
ねね@中学生。本屋で立ち読みしていて、思わず呆然と立ちつくしました。
内容的には殆どそのままなんだけど、こんな言葉使いで
書いてなかったんです。ですます調で「こんにちは、パレット編集部の皆様、彩さん」
という書き出しから始まり、当時の私としては精一杯、丁寧に
お手紙を書いて送ったんです。なのに、「〜なんだあとか、〜んだよ」
なんて、こんな崩れた文章で書いてなかったんです(>_<)。
最後の「あ〜んグレるぞ!!」も書いてないし、第一そんなことじゃ
私グレません……(爆)。
当時はね、あまりの記事の違いにびっくりしたけど、今思えば
ここまで崩したのは、きっと読者にわかりやすく面白くするため
だと思うし、よく見ると、しっかりと書いてある。
……も2ワード分の三点リーダーだし、――もちゃんち2ワード分。
!や?のあとは一文字分空いている! 中学生にはここまでできない。
まあ、校正上当たり前のことかもしれないけど、きっとこの編集の方は、
読者に親しみやすく、わかりやすくするために苦労したのかなぁ〜と今更ながらに思います。
編集部からは、記念品に手作り会員証とPaletteのテレカがきました。
特に会員証のほうはコピーだけど本当に手作りで、彩さんからの
直筆のメッセージも入っていて、すごく嬉しかったです。
雑誌のほうは、今はなくなり、パレット文庫として名前が残っているだけかな?
(あったらゴメンナサイ)
あらためて雑誌を見ると、編集した方のあたたかさが伝わっていい雑誌
だったと思います。なくなってしまったのが残念です(T_T)。
と、まあ、こんなところです。ああ、長くなってしまった!
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