想像どうりですもちろん!をねねが考えてみました。


 真っ赤な薔薇ドレスをスルスルと上手に脱がせてゆくカイル・・・・・のはずなのだが
「なんだ?この薔薇ドレス脱がせられないぞ!どういうことだ?!」
「な、何これ?ぴったり肌に密着してこのドレス脱げない。まるでシンデレラ編の
薔薇ドレスみたいに。やだー。」
脱がせ上手なカイルの手にかかっても 薔薇ドレスは全く脱ぐ事はできない。
ドレスを脱がす事ができなくては カイルのお楽しみは今夜はおあずけとなてしまう。
カイルは ユーリのドレスを脱がそうと 必死だった。
「分かった。このドレスを脱ぐには 私が痩せればいいんだ。痩せるなんて
この時代に来てからは 無縁な言葉だったな。マックもないし、コーラもない。
高カロリーな食べ物はこの時代にないから ダイエットなんてする必要なかったものね。」
「まっく?こーら?」
カイルはユーリが発した言葉にきょとんとしている。
「マック、コーラ。なんだか言葉に出したら無性に食べたくなってきた。
マックのテリヤキバーガー、マックシェイクそれにあま〜いチョコパフェ、
ポテトチップスのり塩味、食べたい食べたい食べたい!」
「テリヤキ=パーカー!マック=シェイク!どこのどいつだ?私以外の男の名を
口にするなんて許せん!テリヤキ=パーカー、そいつはどこにいるんだ!」
どうやらカイルは テリヤキバーガーを男の名前と勘違いしているようだ。
「違うよカイル。テリヤキバーガーは私の国の食べ物の名前だよ。
もうこの話はやめるね。食べたいと言っても食べる事なんてできないんだし。
さあ、このドレスを脱ぐために痩せなくっちゃね。」
「痩せる?!ユーリ、お前それ以上痩せてどうするんだ!お前の胸は
私の手のひらサイズやっとだ。それ以上痩せたら 
私の手の中はスカスカになってしまうではないか。痩せなくてよい。」
「カイルのばかー。」
カイルの頬には 昼間のラムセスと同じように くっきり平手の跡がついた。
「もういい!このドレス、ハディに はさみで切ってもらってくる。」
ユーリはカイルを部屋に残し ハディに裁縫用のはさみでドレスの縫い目一つ一つを
切ってもらい なんとかドレスを脱ぐことができた。
「あーあ。私がドレス着る時ってロクばことないな。初めて来たときは 
薔薇色の水飲んだザナンザ皇子にさらわれるし、アクシャム姫に ドレスの糸を
切られていたことはあったし、今回は薔薇ドレスだし。ドレス恐怖症になりそうだわ。」
ユーリはそういいながら カイルの待つ部屋に戻って行った。
この後は 今度こそ・・・皆さんの想像どうりです。(^^ゞ

さあ、まゆねこさんの本編に戻りましょう。第5章は大爆笑間違いなしです。