臨床検査技師は採血はできますが、皮下注射や筋肉注射は出来ない職種なので、
新型コロナワクチンを接種するには講習を受けなくてはなりません。
【1.座学～実技研修の予約】
まず座学の講習を受けます。
日本臨床検査技師会の「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種基礎研修（座学）」をオンラインで受講します。
http://www.jamt.or.jp/studysession/lecture/
オンラインで動画（6本）を視聴して、クイズに答えると次の動画を見ることができる形式です。
全ての動画とクイズに解答すると、座学の終了証が発行されます。
私は2021年の6月23日に座学は終了していたのですが、実技研修のお知らせが何処にもHP上に載っていない。
とりあえず待つしかないかなーと思いつつも、数日後には実技研修のことなんてすっかり忘れてしまいましたーヽ(^o^)丿
約1か月後の7月21日。
東京都臨床検査技師会のＬＩＮＥから実技研修のお知らせが届きました。
『おお！ 臨床検査技師のワクチン接種なんて冗談で終わっちゃうかと思ったけど、本当にあるのか！』
そう思い、行けそうな日程を予約しました。
お知らせは7月16日東京都臨床検査技師会のTOPページにも出ていました。
https://www.tmamt.or.jp/
予約サイトを見ていたら（暇だな私・笑）、7月26日には締め切られていました。
座学は受けたけど、実技研修が受けられない！ と困っているそこのアナタ！
各都道府県技師会のTOPページをブックマークしてチェック、またはあまりお友達になりたいとは思わないけど(笑)、
各都道府県技師会のLINEをお友達登録しておくことをおすすめします。
【2.実技研修当日】
実技研修の場所は
池袋メトロポリタンプラザビル 15階 メディカル・コンシェルジュ 池袋支社
14:00～14:45の回を予約しました。
東京生まれの東京育ちだけど、都会は迷うので13時ちょっとすぎには池袋駅に到着しました。
メトロポリタン口の改札を出て、ルミネの方向へ行きます。
メトロポリタンプラザビルの看板発見！
入り口
ルミネで少し時間をつぶしてから15階へいきました。
自動販売機があって一休みできるブースもあります。
開始の15分くらい前から名前のチェックがあり、実技会場へ入ることができました。
14時ピッタリから実技研修開始。
3～4名に講師（看護師）が1名付きます。実際の筋肉注射の方法を教えてくれます。
3グループあって、1回（45分）の研修で12名前後の少人数制の研修でした。
以下のシュミレーターモデルを使っての研修になります。
https://www.kyotokagaku.com/en/products_data/m67c/
＜流れ＞
注意：研修を受けた個人のメモです。接種者それぞれの方法があると思います。
今後、接種方法が変わってゆくこともあると思いますので、参考程度にご覧ください。
詳しく知りたい方は厚生労働省の指針、福祉保健局、各団体の接種方法をご覧ください。
①アルコール消毒が大丈夫か聞く
②接種する部位の確認
③注射器に薬液が入っていることを確認すると同時に、キャップが簡単に外れるかチェックしておく。
④皮膚をアルコール消毒
⑤アルコール綿を左手の指に挟んで、右手に注射器を持ち皮膚を伸ばして穿刺する。
（右手の小指で固定すると穿刺しやすい）
⑥腕のしびれがないかどうか聞く
⑦薬液を入れる
⑧針を抜いて左手の小指に挟んだアルコール面で押さえる。針を廃棄。
⑨絆創膏を貼って、15分の待機スペースへ案内をする。
⑩終了＼(^o^)／
2回練習をさせてもらいました（グループごとお互いに）。
最後にアンケート用紙に記入して、終了証と引き換えておしまいです。
