***17号続き***

 

今回の展開は 大変な展開ですよね。ユーリはどうなっちゃうの?
お腹の子は大丈夫なのかしらと不安でいっぱいです。
どうぞそんな不安を この続きパロで紛らわせてください。(^^ゞ

★★★

ウルヒの魔の手により 海に投げ出されたユーリ。
「大丈夫、私は泳げるし、主役だもん。ヒロインがこんな所で死ぬわけないわ。」
そう思いつつも 海に落ちた衝撃で お腹が痛くなり、
どんどん海の底に沈んでゆくユーリ。彼女と赤ちゃんを助けてくれるのは一体 誰?

ここで突然 5択です。あなたがユーリなら誰に助けてもらいたい?

まず最初に一つだけ選んでね♪


                          
1.通りすがりの漁船

                         2.ウガリットから飛んできたカイル

                        3.薔薇背負ったラムセス

                        4.ユーリを崇拝しているルサファ

                        5.タイタニックのジャック

 

 

 

1.通りすがりの漁船を選んだあなた

 通りすがりの漁船のさんま網にひかかったユーリ。漁民達に救助され、
ユーリは助かった。
やさしい きくさな漁民達にもてなしを受けるユーリ。
あったかい日本茶と 梅干入りのおにぎり、マグロのお刺身、取れたての焼き魚、
豆腐となめこの味噌汁、きゅうりの漬物。
懐かしい日本料理を堪能しているユーリ。懐かしのオフクロの味にユーリは
涙を浮かべながら満足している。
「おいしい!やっぱり和食は一番よね。」
妊婦に必要なカルシウムや栄養が盛りだくさん!ユーリ健康な子を産んでくれ!




2.ウガリットから飛んできたカイルを選んだあなた

「ユ〜〜〜〜リ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ィ。」
 カイルは ユーリの危険を察知して エジプト戦を投げ出して飛んできた。
飛んできた?カイルは飛べるのか?そうなんです彼は実を言うと
スーパーマンだったのです。
 カイルは まずウガリットの王宮内にある
電話ボックスに入り スーパーマンルックに着替えをした。
なぜ電話ボックスで着替えをしなければいけないかというと
正体を見破られては困るからだ。第一 正体がバレても誰も驚きも
困りもしないのだが・・・。
『ガチャ』
カイルの着替えが終わったようだ。たくましい筋肉質の体にピッタリとフィットした
スーパーマン服。胸には「S」の文字が赤く大きく書かれている。
引きずるような赤いマントを肩からなびかせ、腰に手をあてて
得意そうな笑顔で 笑っているかいるを想像してもらおう。
「キックリ、ミッタンナムワ、私はユーリを助けに行ってくる。
あとはヨロシク。きっとエジプトの将軍ラムセスも ユーリを助けに
向かっている筈だから適当に やっておいてくれ。」
なんと無責任な皇帝陛下。カイルは そう部下に言い残し ユーリを助けに向かった。

 スーパーマンカイルは 陸を超え、空を超え、海を越え沈みかけている船に辿りついた。
愛のちから?で すぐにユーリを見つけたカイル、 海からユーリを引き上げ
気を失っているユーリに 人工呼吸をよろこんでするカイル。
なんとかユーリは息を吹き返し 助かったようだ。
「さあ、ユーリ!私はスーパーマン。お前はスーパーウーマンとなって世界の
平和を守ろうではないか!生まれて来る子の名前はスーパーマンJrだ!
清く正しいスーパーマン一家を築こうではないか!」

 スーパーマンカイルとスーパーウーマンユーリ、世界はこの夫婦の肩にかかっている。
これから、スーパーマン一家の活躍に期待しよう。この夫婦にかかれば
天から降りてくる 薔薇の大王と同等の戦いを見せてくれるであろう。




やっぱりこれでしょ(^o^)
3.薔薇背負ったラムセスを選んだあなた
(これを最初に選ぶ人が一番多いんだろうなぁ)

「イシュタルさまぁ〜、薔薇服をお召しになったイシュタル様が海に落ちたぁ〜。」
船員Aがそう叫んだ。
「ここらの海には コバンザメならぬ薔薇ザメがいっぱいいるんだ。
イシュタル様の薔薇服に薔薇ザメが飛びつくぞ〜。」
ユーリの薔薇服に群がるように薔薇ザメは集まってきた。薔薇川薔薇子もビックリ。
全身に薔薇模様の描かれている薔薇ザメ。赤い薔薇 ピンクの薔薇、
黄色い薔薇、紫の薔薇青い薔薇などなど、色とりどりのサメが 
ユーリの周りに集まっている。
「うわあああ、イシュタル様が食われる〜。」
と船員B。

 薔薇ザメはユーリの周りに群がっているだけでユーリを襲う気配は
全く見せない。どうやら薔薇ザメというものは 薔薇を身につけるものに
忠誠を誓うサメらしい。薔薇服を着ているユーリは 民だけでなく
サメにとってもイシュタルになってしまったようだ。(大爆)
何十匹と集まってきた薔薇ザメは ユーリを助け海の彼方に 
ユーリを連れ去ってしまった。

 その連れ去った先に何があるのかというと・・・。もちろん 南の孤島にある
薔薇王国、「薔・薇ムセスの南の島」だ。
ラムセスはこの薔薇ザメの長らしい。彼の思うとおりに薔薇ザメは動く。
よく訓練されているサメで 夏には薔薇ザメショーも開催される。
薔薇の輪をくぐったり 薔薇のビーチボールでバレーボールをしたり
いろいろな芸をする。薔薇ザメからのキスマークはもちろん薔薇型だ!
「俺のかわいい薔薇ザメたち、よくやった。これでユーリは私のものだ!
はっはっはっ!」

と、とにかく助かって良かったねユーリ・・・。




4.ユーリを崇拝しているルサファを選んだあなた

「ユーリさまぁ〜。」
ルサファは海に投げ出されたユーリに向かって叫んだ!
「ユーリ様 私も一緒に心中させて下さい。生きるのも死ぬのもユーリ様と
運命を共にしたいと思っております。」

心中・・・、これは心中と言うのか?まあ、無理心中じゃないが・・・。

こ、これじゃ続きにならん。4.のルサファを選んだあなたはゲームオーバーです。




5.タイタニックのジャックを選んだあなた

「きゃあああ、これじゃあ、古代版タイタニックだわー。
ジャック〜助けてぇ〜。」
サバサバサバサバ、本当にタイタニックのジャックがクロールで泳ぎながら
ユーリを助けにきた。
「ユーリ!この板の上に乗るんだ。もうすぐ救助の船が来る。頑張るんだユーリ!」
「分かった。私がんばるよ。お腹の赤ちゃんのためにもカイルのためにも。」

 だが、助けは一向にこない。心細くなるユーリにジャックは励ました。
「ユーリ。君はこんな所で死なない。暖かいふんわりとしたベットの上で
死ぬんだ!沢山の子供や孫に囲まれて みんなに見守れて命を落とすんだ。
今夜こんな所で 死ぬわけない。約束してくれ!もし僕が命を落とすことになっても
生きつづけるって...。最後まであきらめないと 今ここで約束してくれ!」
「約束するよ。ジャック・・・。私がんばる。」

やがて 助けの船がきた。だがもうジャックは息をしていなかった。
絶望するユーリ。だけど彼女はジャックと約束したとうり 頑張って生きつづけた。
どんな事があっても諦めずに生き続け とうとう20世紀まで生き延びたとさ。