***19号続き***

 通りが買った船になんとか助けられた ユーリとルサファ。
だがその船はエジプトのチャーター船だった。
(エジプトなんてなんてねね'S わーるど思いなんだろう篠原先生・爆)
『ユーリ様が ヒッタイト皇帝の側室だってことを悟られてはならぬ。
ここは ヒッタイトともエジプトとも関係ないバビロニアから来たとでも
言っておこうか・・・。』
ルサファはとっさにそう思った。
「お、女だな。その女・・・、我が軍のシンボルマークの服を着ておる。
なんだ お前達は 私達エジプト軍の仲間だな。よしこのままエジプトまで送っていってやろう。」
船をチャーターしているエジプト兵の一人がそう言った。
「は?」
ルサファは 意味がわからなかった。ユーリとルサファはエジプト兵に
連れられて 船底の一室に案内された。
 なんと船の中は 薔薇だらけ。壁には 可憐な薔薇の壁紙。床にはトルコ産の
きれいな薔薇の刺繍が施された絨毯がひかれたいた。ほのかな薔薇の香りも
船中に漂っているような気がする。
『そうか・・・ユーリさまのこのご衣裳。薔薇柄だから 味方だと勘違いしたのか。
ここで違うと言っても命取りとりあえず 陸へ出るまで このまま乗せていってもらおう。』

「どうぞこちらのお部屋をお使い下さい。」
エジプト兵の案内された部屋に ユーリとルサファは入った。
やっぱりこの部屋も薔薇。薔薇だらけ。薔薇の壁紙に・・・肖像画が飾ってある。
「ラムセス・・・。」
ルサファは思わずそう呟いた。そうなのである。ラムセスの肖像画が壁に飾ってあったのだ。
「おお、我らのウセル・ラムセス将軍を知っているのか。
さては エジプトの上等兵だなお前。その女はお前の妻か?
まあ、この部屋でエジプトへ着くまでゆっくりしていてくれ。」
エジプト兵はそう言い ドアを閉めていってしまった。

「こんな所に来てまで 奴の顔を拝むハメになるとは・・・。」
ルサファは人生の偶然さ 不思議に愕然とするのであった。




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今回の少コミも またまた大変な展開に・・・
マリ殿下は ラムセスに刺されちゃうし せっかくカッコよくなって
出番が増えたと思ったのにー。ラ〜ム〜セ〜ス〜 出番が増えた事に嫉妬か?
なんかこの頃ラムちゃんの顔が ちょっと怖いような・・・。戦闘だからかな?
篠原先生はどうも エジプトへ行かれるようだし、ユーリもエジプトへ行くのね。
まだまだ 天河は終わらないわね。ということはねね'S わーるども
終わらない・・・。(爆)
ルサファとユーリは一応?助かったけど リュイはどうしたのかなぁ。
心配じゃー。