***3、4号続き ぱーとU***
リクエスト?にお答えして♪


 読者大サービスのカイル、ラムセス裸対決。少女まんが紙上、稀に見るこの対決は、
カイルファン、ラムセスファンはもちろんのこと、実費出版の好きな病んだファンの
目も釘漬けにした。エジプト、ヒッタイトを代表する色男の肉弾戦。
もはや、ユーリなんて、ステーキについてくるパセリ程度の存在である。
 そんなパセリちゃんが、ノコノコとカイルを探しに2人の戦っている河まで来たのである。
「あっ! 向こうの河原に白と茶色の人影! あれはきっとカイルとラムセスだわ!
また2人で対決しているのねっ。きっと私のことでまた戦っているのよ。
もてる女ってつらいわ♪」
 ふざけるのもいいかげんにしろ! とパソコンの画面に向かって唾が
飛んできそうな戯言をはきながら、添え物パセリちゃんは白と茶色の2色の
影に向かって馬を走らせた。
 遠目では分からなかったが、ユーリは近寄って愕然とした。
 2人はなんと裸! 腰巻が取れているのを気にも止めず戦い続けているのだ。
当人達は真剣に戦っているようだが、別視点から見ると、男同士の濡れ場以外のなにものでもない。
それもこんな平原のど真ん中で!
「う、うそ……。カイルとラムセスが……」
 ユーリは言葉を失った。今やユーリはパセリなので、言葉を失っても何の問題もないのだが……。
「ユーリ様。あれは2人でいちゃついているのではありません。サシの対決なんです!
どうか、勘違いなさりませんように!」
 キックリは、ふらつくユーリの肩を支えながら必死に弁護する。
「違うの……」
 キックリの手を振りほどきながら黒い瞳を大きく開く
「ま、まさか! 古代にや○いがあったなんて! 今までオタクを思われるのが
嫌だったから、内緒にしていたんだけど、本当は『や○い」がだーいすきなのよっー!
20世紀にいるとき、そりゃもう夢中だったんだからー! ヤバイ同人誌だって
いっぱい持ってるのよー! カイル! ラムセス! そのまま続けて! がんばって♪」
 ユーリの声が急に大きくなり手を振りながら2人にエールを送った。
「はぁ…………」
 話があさっての方向に行きそうだな…と感の鋭いキックリは思った。
「ハディ! リュイ! ちょっと来て。これが前に話した『や○い」よっ。
滅多に見られるものじゃないわ! 産休中のシャラも呼んできて!」
 ハディとリュイは「まあああああ、これが!」と言いながら
驚きと喜びの表情をいっぱいにして2人の姿を観察した。
「あたし、タワナアンナなんかにならなくてもいい! そんなことよりカイルとラムセスの
行く末が見たいわ!」
 ユーリはドキドキしながら言う。
「それはいい考えですな!」
 いつのまにやら一緒に見学しているイルがユーリの言葉に返答した。
「エジプト将軍であられるラムセスとヒッタイトの皇帝が結ばれれば、
戦わずして和平がなります。無駄な血も流れなくて済むことですし、
こんないいことはありません。お二人には是非結婚していただきましょう」
「本当に? イル=バーニもそう思う?」
 ユーリは古代に来て一番嬉しそうな笑顔でイルを見つめる。
「そうですわね! それがいいですわ!」
「うんうん」
 ハディやリュイも大賛成のようである。
「ちょ、ちょっと待ってください。ラムセス将軍とカイル陛下が結婚って……。
お世継ぎはどうするのです? 男同士では子供はできませんよ!」 
 トントン拍子に進む2大国の成婚の話に、キックリは水を差す。
「そんなことは心配する必要はありません。今は遺伝子学も進んでいますので、
体外受精という手もあります。私の研究所で体外受精させてみましょう!」
 古代では、かなり医学が発達しているようだ。(←本当か?)イルが自身満々に言った。
「そうよねっ! じゃあ、私が代理母になるわっ! カイルの子はヒッタイト皇帝に
ラムセスの子はエジプトのファラオになればいいんだものね!
オリエントを2文する2大国の母になれる……。古代に来た甲斐があったわ〜♪」
 ユーリはこの世界に連れて来られたことを感謝した。
「それはいい考えですわ!」
「すばらしい!」
 ハディとリュイも大賛成である。
 ところで当の本人達の意志はというと……。
 やはりお互いの肌の温度を確かめ合ってしまった2人は、ユーリの期待するとおり、
心が一つになってしまったのであった。相思相愛のカップルが誕生してしまった。
「ユーリ、体外受精じゃなくて、体内受精でもいいぞ!」
 カイルはユーリの右肩を、ラムセスは左肩をポンと叩き、ニッコリ笑って言った。
「え゛……?」
 ユーリは複雑な心境であった。(爆)


♪おわり



 やっぱり合併号ってつらいわー。
今まで確かこんなことなかったよねー。先生方や出版社の方には
お休みでいいのかもしれないけど……。
篠原先生、少コミ編集部の皆様、充分に休息をとって、
また私達を楽しませてください。
今から言っても仕方ない?(笑)


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