天河草子
(口語訳・爆)

春はあけぼの。やうやう白くなりゆくナキアの御髪、いとあはれなり。

(春はあけぼのがよい。だんだん白くなってゆくナキアの髪は
・・・「あはれ」を寂しい、悲しいととるか、もののあわれとして
しみじみとした趣があるととるか。それはあなたにお任せします・笑。)


夏は製鉄。風の日はさらなり。ハッティ族の秘儀である製鉄の
励むこと をかし。


(夏は製鉄によい。風の日はさらによい。ハッティ族の秘法である
製鉄に励む姿は 大変趣がある。)


秋は夕暮れ。暁の空、赤い河と一体になりて をかし。
まいて、薔薇の赤と重なること いとをかし。


(秋は夕暮れがよい。夕暮れの暁の空と赤い河はまるで 空と地が
つながっているようで 趣がある。
まして ラムセスの赤い薔薇と重なるのは 大変趣がある。


冬はつとめて。雪の降ること いとめずらしき。
イシュタルの昇る春を待つ季節、いと悲しきカイルあり。


(冬は早朝がよい。雪の降ることは大変めずらしい。
冬はイシュタルの昇るのを待つ季節であり、そんな季節を寂しく思う
カイルがあった。)


、てきとーな古典語?なので 国語の先生が見たら添削されそう。